2021/01/08 11:00
こんにちは。
心の痛む状況が続く中で迎えた2021年、毎日祈る思いで日本と世界を見つめています。
今日は気持ちを穏やかに、パリのモンマルトル散策を振り返ってみたいと思います。
エコール·ド·パリに愛されて、数々の名作映画のロケ地にもなったモンマルトルはパリの18区にあります。
少し早起きをして朝のお散歩がおすすめです。
メトロ2号線アンヴェール駅(Anvers)を降りてゆるやかな坂を上がると、レトロなメリーゴーランドがある広場に到着。
サクレクール寺院がそびえる頂上まではまだまだ。
フュニキュレールというケーブルカーもありますが、映画のシーンを思い出しながら階段を登ります!
小高い丘の上に建つ白亜のサクレクール寺院。
イスラム建築の影響を受けたエキゾチックな外観が特徴的。
深呼吸してモンマルトルの丘からパリの街を一望します!
サクレクール寺院から少し歩くと、似顔絵描きの画家たちが大勢集まるテルトル広場に着きます。
かつて駆け出しのピカソもここで絵を描いていました。
このエリアにはモンマルトルの名物の一つ、情緒たっぷりの街灯と階段がたくさん。
途中で何回も休憩してしまうくらいの長い長い階段ですが、訪れたらやっぱり上ったり下りたりしてみます。
広場を離れモンスニ通りからコルト通りへ曲がると、エリック·サティのアパルトマン、そして小さな「モンマルトル美術館」が見えてきます。
ここはルノワールやモディリアーニ、ユトリロら多くの画家が住み着き、アトリエにしていた邸宅。ひっそりとたたずんでいます。
展示されているのは、
この地にゆかりのある芸術家たちのコレクションやムーランルージュなどキャバレーのために制作されたポスター、看板やメニューなど。
モンマルトルの文化や歴史も紹介されています。
古き良きモンマルトルの雰囲気に包まれて、穏やかな時間が流れていきます。
そして「ルノワールの庭」と名付けられた緑あふれる庭からは、サクレクール寺院前からの眺めとは違う顔のパリの景色が見渡せます。
石畳のなだらかな坂道が交わるこの辺り、テルトル広場の賑やかさとはうって変わって、しっとりと趣があります。
サティのピアノの音が聴こえてきそうです♫
また来週も続きます!