2021/05/07 13:09
こんにちは!スタッフTです。
2度目の静かな春のお休みの日々、皆さまはいかがお過ごしでしたか?
私は、自分にピタリと合うラジオ番組に巡り会えた事と、ぬか床を作った事がゴールデンウィーク中の2大スペシャル嬉しかった事です(^^)v
そして、バルコニーから夜空を眺めながら、ちょうど2年前に訪れていたパリの屋根裏部屋の小さな窓からの夜景を思い出していました。
今日はそんな私の大切な思い出、パリのアパルトマンのお話しをしたいと思います。
2年前の5月、プライベートの旅だったので、いつもとは違う気分を味わいたくて
6区サンジェルマン·デ·プレのアパルトマンにステイしました。
一口にアパルトマンと言っても様々なタイプがありますが、私が選んだのは古い古い建物の一室でした。
漆喰の壁と趣きたっぷりの柱とはり。もうこれだけで気持ちが昂ぶります。
キッチン、調理器具、カトラリー類がそろっているので、まずは徒歩圏内にある百貨店
ボン·マルシェの食品館へ買い出しに。チーズやワインやお惣菜、たくさんありすぎて迷ってしまいますが、それはそれは楽しい時間です。
朝は近くのブーランジェリーへ焼き立てのバゲットを買いに行き、キッチン備え付けのコーヒーメーカーで温かいコーヒーをいれます☕
短い滞在でもパリジェンヌな気分に浸れますね。
でもでも…実際はカギが閉まりにくくて出掛けられなくなったり、コーヒーメーカーの使い方も分かりにくく、しかも滞在中はあいにくの雨模様だったので天井から雨漏りが!床はゆがんでいる上に湿ってミシミシと鈍い音がしました。
コンシェルジュはいないので、何かトラブルが起きた時に直ぐには対応してもらえません。
さすがにカギの件は困ったのでオーナーに電話をしました。「ちょっと待っててね」と待つこと1時間、レクチャーを受けて何とかマスターしました(^^;
古いアパルトマン暮らしには、ちょっとしたトラブルには目をつぶれる気持ちの余裕が必要です。
それからエレベーターのない建物もあるので、一人で重いスーツケースを持って上がるなんて事もあります。
それでも屋根裏部屋のベッドに横たわり、小さな窓から眺めたパリの空はずっと心に残っています。
先の見えない不安な日々の中、そんな愛おしい時間と懐かしい部屋を思い出すたびにホンワカと気持ちが温かくなります。