2021/09/17 14:49
こんにちは!
スタッフSです。今週は久しぶりに映画を紹介しようと思います。
まだまだ海外旅行は難しいですがそんな時に見たら世界を旅したような気分になれる世界遺産などの名所が舞台となった映画をご紹介します。
『落下の王国』2006年
インド·イギリス·アメリカ
監督: ターセムシン
腕を骨折し入院した少女が、同じ病院に入院している青年と出会い、彼の語るお伽話に夢中になっていくお話です。
現実世界の少女と青年の話はほぼ病院内だけですが、青年の作り出すお話の舞台は世界各国で撮影され、映像もロケ地も衣装も全てが美しい豪華な絵本のようです。
衣装は石岡瑛子さんが担当されています。ターセムシン監督の作品ではお馴染みですね。
現実世界とお伽話の世界は微妙に設定がリンクするところがあり、同時進行で二つのお話が進んでいくにも関わらず分断されているような感覚はなく一つの映画として纏まっています。
すこし奇妙で美しくて切なくあたたかい余韻があり、ゆっくりと静かな休日を過ごしたい時にお勧めする一本。
映画を見ていながら世界を旅したような、美術館を巡ったような、そんな気分になれるので、スタッフは自粛中にまたもう一回くらい見てしまうかもしれないなと思っています笑