2022/05/13 14:39
こんにちは!スタッフTです。あっという間にゴールデンウィークも終わってしまいましたが、皆様はどんな風にお過ごしでしたか?
私は映画鑑賞が大好きなので話題の新作を観に映画館へ足を運ぼうと思ったのですが、昔のお気に入りの映画も観たくなり結局おうちでくつろぎながら何本か楽しみました。
今日はその中の1本「ブルックリン」をご紹介いたします。
『ブルックリン』
2015年 アイルランド·イギリス·カナダ·アメリカ合作
監督:ジョン·クローリー
脚本:ニック·ホーンビィ
主演:シアーシャ·ローナン
時代は1950年代初めのころ、アイルランドの小さな田舎町に母と姉と暮らすシアーシャ·ローナン演じるエイリシュが、ニューヨークに移り住み様々な経験をして成長していく物語です。
(デパートの販売員の仕事に就きます。)
エイリシュはアメリカの生活になかなか馴染むことができず、ホームシックになってしまいます。唯一の楽しみは姉から届く手紙でした。
そんな辛い毎日でしたが、イタリア系移民のトニーと出会い恋をすることによって、生活が生き生きとしたものに変わっていきます。
(楽しい時間を過ごすエイリシュ。どんどん魅力的なニューヨーカーになっていきます。)
しかし突然の悲報が...エイリシュはこれからどうやって生きることを選択するのでしょうか。
さて、この映画の魅力の一つは何と言っても50年代のファッションです。故郷アイルランドのナショナルカラーであるグリーンの衣装がたくさん使われています。
(ニューヨークに発つ前の家族との食事。家庭的なケーブル編みのグリーンのニット。)
(ニューヨークに向かう船出のシーン。)
しっかりとボタンを留めた深いグリーンのコートに包まれています。この不安そうな表情、どんな思いでアイルランドを後にしたのでしょうか。がんばって!と声をかけたくなります。
クラシックなグリーンの水着💚
このタイトル写真のスタイリング、とってもいいですよね!ときめく心を表しているような多色使いの華やかな花柄のスカート。優しいトーンのグリーンのカーディガンがマッチしていますね。
エイリシュの揺れ動く心模様はせつなかったけれど、最後は自分の居場所を自分で選び、自信に満ちた表情です。
皆さん、ぜひエイリシュの物語を見届けてくださいね。とても心温まる作品です。